工事現場の横断幕に使われるターポリン生地

敷地の周りの視察や境界線の確認や地盤調査を行い
安全に工事が出来るかどうかを調べておく、土地の神様を祀る地鎮祭を行い
安全を祈願したり周辺住民に周知をしたりして円滑に工事が進められるように準備する、
足場を組み立てたり現場事務所や仮設トイレを設置したり環境を整えるなど
建築工事をする際に必要になってくるものは数多くありますが、
ターポリン生地の横断幕を作成するというのも大事な準備の一つです。

ターポリン生地の横断幕にも色々なタイプがありますが、工事現場でよく用いられているタイプはメッシュターポリンです。
メッシュターポリンはメッシュ加工が施されていて耐久性に優れています。
穴があいているので、細かいデザインの再現率が落ちたりインクがのりにくく
色の鮮やかさが乏しかったりなどのデメリットがつきものですが、それを凌駕する
大きなメリット・ベネフィットがあり工事現場においては高評価です。

光を通す生地ですので、裏側を覆い隠すことが目的で設置する場合は不向きです。
建築現場だけではなく、高い建物から垂れ下がる屋外の大型広告などに使われることも多いです。
耐久性能重視で選ばれる生地で、落下のリスクを大幅に低減することが出来ます。

強風にも耐えることが出来る横断幕

テレビCMや新聞広告やバナー広告や雑誌広告や宣伝カーやデジタルサイネージや
ビラ配りやポスター掲示や交通広告など、何かを幅広く周知したいときに用いられるものは
世の中に数多あり巷に溢れていますが、人目につきやすい横断幕もそれに該当します。

横断幕にも色々な種類がありますが、屋外の高い建物の上層階部分に設置されている横断幕に使われているのは
メッシュターポリンというメッシュ加工が施された生地で出来たものです。

メッシュターポリンは生地全体に小さい穴があいているため、風の抵抗を受けにくく
強風にも耐えられるというのが強みです。高層階は低層階に比べて風の抵抗が強く、
煽られて落下するというリスクと常に隣り合わせです。

風通しの良いメッシュ生地なら安定感抜群で横断幕が音を立ててはためく心配もありませんし、
しっかりと括り付けておけば安心安全です。火災リスクを防ぎたいときには
ガラス繊維が使用された不燃ターポリンを選ぶべきですし、横断幕の両面を活用したい場合は
光を通さない遮光ターポリンがおすすめです。

とにかく目立たせたいという場合は光沢が出るグロスターポリンが適しており、
目的に応じて使い分けるのが鉄則です。